重たそうなタイトルから走りました小島です。
何を思ったか、夢というものについて最近考えました。ポジティブに終わります。
僕の人生は「すべて器用にうまくやる、だけどすべてが中途半端」という人生でした。
周りの友人たちからは「容量がいい」「なんでもできる」「頭の回転が速い」「物知り」なとど言われ続けるも、蓋を開けると何かのプロフェッショナルには頑張ってもなれませんでした。
高校の時、すごく頑張って勉強をして挑んだテストは普段と同じ学年順位でした。
そして逆に、「やばい全然勉強していない」と思って臨んだテストもまた同じ学年順位です。
本当に、240人中で誤差10人の中だけでの浮動、「努力とはなんだろう?」と思ったきっかけです。
大学から社会人にかけて、音楽・ダンス・写真・小説などたくさんの趣味が増えました。
でもなぜか、自分で一生懸命になって取り組み、自信があったものはあまり評価されず、何の気なしにこれまでの経験だけで創ったものは周りから褒められました。
もちろん何の気なし創った作品も楽しみながら作れているのですが、どうにも儚さを感じます。
努力と才能の比重はこれほどまでに後者に傾いているのかと。
そうやって思いながら何年も過ごし、最近やっと思い始めたことがあります。
てか今さら少し気づけたことがあります。
それが、「楽しんでやれていることは夢にはならない、できないことを夢見てしまう」ということです。
別にかっこいいことを言いたいわけでなく、そうなのかもなと思ったんです。
もともとぼんやり思ってたことをやっと文章にできるようになりました。
僕が「こうなりたい」っていうものは多分「今の僕にはできないものだ」と認識しているものであって、何の気無しに「できるだろう」と思うものはすでに夢の候補から外れてしまっていたのだと思います。
今思えば、たぶん高校生の時の自分は、自分がボカロオリジナルをニコ動に上げるなんて夢のようだったはず
だけど、今の僕は「曲を投稿すること」は夢なんかではありません。
曲を作って投稿することは楽しいですが、別に妥協して作曲することだってできる。短い曲にすることだってできる。もう「できるもの」になっています。
サッカーの日本代表選手も、最初の夢は試合でゴールを決めること、次に日本代表になること、そしてW杯でメダルを取ることと高く上がっていったんじゃないかなと思います。
なので僕は、少し安直かもしれないけれど、夢が叶わないことは夢のレベルが上がっただけなのかもしれないなと思うようにしました。
良い意味でも悪い意味でも人は知恵を付け、現状には飽きて高望みしていくので。
それでも気持ちは永遠に「夢が叶わない」のままかもしれないですが、騙し騙しやっていくためのロジックをひとつ手に入れたような気がします。
自分の漫画を世に出すことはひとつの夢で、LITTLE WORKERはその第一歩になっています。
なっていたはずですが、それはもう44のおかげもあって簡単に達成することができています。
これもまた、夢が叶ったという意識にはなりませんでした。
たぶん次が見えてしまったからだと思います。だから忘れないうちに書いておこうと思います。
やっぱり僕は自分が満足する、そして誰かを救うような世界観を表現したいと思っています。
それができたら僕は幸せです。
どんな形になるか、いつになるか分からないですが、もしそれが叶えられてそうだったら僕に教えてあげてください。
「そういえばそうだったかも!」って思い出させてほしいです。
夢は儚いものばかりですが、たぶん儚くて当然なんだろうと思います。
そしてこの記事に共感できない人もいると思います。
それでも僕は、誰しもが小さな夢をたくさん叶えた上で新たな夢を持っているのだと思ってます。
難しい夢を持つことができるところまで頑張った全員に拍手!
そしてこれからの、悩み探し続ける日々に万歳!
人生はドラマだ〜!